保育士さんの質問に答える その4

「虫刺されの症状のひどい子とアレルギーは関連があるのか?」

イレギュラーな質問に悶絶してます。

虫刺されの腫れに個人差があるのは、保育士の先生方が経験されることではないでしょうか。では、なぜ、虫刺されは赤く腫れ、痒いのか?

虫刺されの跡が赤く腫れるのは、蚊が皮膚に注入する唾液成分へのアレルギー反応です。しかも、2つの異なる種類のアレルギー反応が引き起こされます。

即時型反応:これは抗体が主役のアレルギーです。刺された直後から赤く腫れ、数時間で軽快します。翌日にはすっかりよくなっています。

遅延型反応:刺された数時間後から赤くなり始め、翌日に腫れがピークに達し、1週間かけてよくなります。

蚊にさされる経験が増えるとアレルギー反応は変化していきます。最初は即時型反応だけが起こりますが、蚊に刺される経験が増えると遅延型反応が生じてきます。腫れ・痒みが数日続くようになるのです。さらに蚊にさされる経験を重ねると刺された直後の腫れは軽くなり、数時間後から腫れ始める遅延型反応が目立つようになります。それを超えて蚊に刺されると反応しなくなるというのです。

この2つのアレルギー反応の違いは本ホームページの“アレルギーの種類による皮膚テストの違い”でも触れております。

→http://kumanann-allergy.com/2017/08/03/アレルギーの種類による皮膚テストの違い/

食物アレルギーや花粉症の児が蚊に刺されたときのアレルギー反応が大きくなるかどうかは記載がありませんでした。・虫の種類、・刺される児の年齢、今までに刺された回数は関係するようです。

即時型反応には抗ヒスタミン薬の内服、遅延型反応にはステロイド軟膏が基本です。起こるアレルギー反応の種類でお薬の種類が変わります。

これでよろしいでしょうか?(-_-;)

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