大豆アレルギー

大豆は豆腐、納豆、豆乳、乳化剤、調味料と幅広く利用されているので、除去の負担は大きいと言われています。しかし、大豆の抗体はアレルギーではない方でも陽性となることが多いのです。大豆の抗体陽性の方々のうち、18%しか大豆アレルギーではなかったとの報告もあるくらいです。抗体が陽性だけでの除去は特におすすめできない食材です。しっかりと病歴を聴いて、必要に応じて負荷試験を実施すべきです。

一般的な大豆アレルギーはアトピー性皮膚炎に多く、乳幼児発症の場合は3歳までに8割弱が治癒すると言われています。卵や牛乳よりも治りやすい食材です。

乳化剤としての使用も多く、菓子、加工食品、調味料に使用されています。食品のアレルギー表示においては特定原材料に準ずる推奨表示の食品ですので、使用されても表示されない可能性はあります。

他の豆類に関しては植物分類上、異なるので大豆アレルギーの方は一律に他の豆類を除去する必要はありません。一般的には醤油や味噌は発酵の過程でタンパク質が分解されるため重症の大豆アレルギーでなければ、摂取できることが多いです。大豆油も精製度が高く、摂取可能なことがほとんどです。

特殊なアレルギーとして口腔アレルギー症候群があります。ハンノキ花粉症の場合、抗体が反応するハンノキ花粉の中のタンパク質と同じような形のタンパク質を大豆がもっていることがあります。ハンノキ花粉症が起こり、その後、大豆を摂取すると口の中が痒かったり、腫れたりします。豆腐では症状が出にくいですが、豆乳だとアナフィラキシーに至ることまであります。基本的に豆乳は除去となります。

また納豆に関しては別に納豆アレルギーがあります。大豆ではなく、ネバネバ成分であるポリガンマグルタミン酸に対するアレルギー反応です。通常のアナフィラキシーよりは発症時間が遅く、半日経過して発症します。食品や美容用品にも含まれているものがあるので、納豆アレルギーの方は注意です。クラゲに刺されて発症すると言われており、クラゲが毒針を刺す過程で身体に入るようです。

 

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