公衆での禁煙と小児の入院率

2006年5月にスコットランドでは公衆の場での禁煙の法律が施行されました。それに関連してこの研究ではスコットランドの15歳以下の喘息の入院数を2000年から2009年まで解析してます。

結果は下のグラフのとおりです。小児の喘息入院は禁煙法施行前は年平均4.4%増加傾向でしたが、禁煙法施行後は年平均19.5%の減少に転じています。画像はクリックすると拡大します。

法律施行前には家庭内での喫煙が増加することが危惧されましたが、逆に家庭でも自主的に禁煙する方向になったそうです。

また小児の喫煙率の低下も認めました。13歳男児:5%→3%、13歳女児:7%→4% (2004年と2007年を比較)

この法律制定が直接的に影響したのか、間接的に影響したのかの判断は難しいですが、喘息発作による入院に対してはいい結果をもたらした可能性は十分にあると思います。

 

            N Engl J Med 2010;363:1139-45.より

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